生成AIを使った画像の作成方法には、いくつかの種類があります。一番手軽にできるMicrosoft社のCopilotの無料機能を使ったものから、有料のオープンAI社のDALL・E 3まであります。
画像生成AIの種類
Copilot、Adobe Firefly | Adobe Firefly、DALL・E 3、Midjourney | Stable Diffusion(ローカル) | |
費用 | 0円~ | 月額680円程度~ | 機器の用意のみ |
制作物の制限 | あり | 一部あり | なし |
高性能な機器の用意 | 不要(一般的なPCやスマホでOK) | 不要(一般的なPCやスマホでOK) | 必要 |
設定や使いやすさ | ◎ | ◎ | △ |
オンラインサービスを使った画像生成AI
一番手軽なCopilotや、有料のサービスであるFirefly、DALL・E 3、Midjourneyは、自身のPCやスマホを介して、生成したい画像の指示を行いますが、画像の生成自体はサービス提供元(CopilotであればMicrosoft社)のAIが生成します。そのため、自身のPCやスマホの性能はそれほど必要ではなく通常のブラウジングができれば画像生成が可能です。一方で生成できる画像に制限があり、自身の意図した画像が生成できない場合があります。また、使用する頻度や内容によっては有料のサービスを使う必要があります。
高性能なPCで無制限に画像生成が可能!
高性能なグラフィックカードを搭載したPCであれば、Stable Diffusionなどの生成AIが使用可能です。生成できる画像に制限が無く、様々なデータが公開されています。さまざまな生成AIのデータをカスタマイズして、自分の希望に合わせた画像が生成できます。機器さえ用意すれば、月額の費用などは発生しないので自由に使うことができます。
Stable Diffusion(ローカル版)を使うならゲーミングパソコン⁉
Stable Diffusionは、PCの性能に大きく依存しており、ゲーミングPCのように特に高性能なグラフィックスカードを必要としています。LaLuce.AIでは、ゲーミングPCはもちろんですが、Stable Diffusionのような画像生成AIに適した大容量のビデオメモリを搭載したPCを製作、設定まで行うことが可能です。下記のようなご要望にもお応えします。
- ゲームはしないので画像生成AIに特化した性能のPCにしたい
- 将来的な増設や交換に備えて、余裕のあるケースや電源にしたい
- できるだけストレージを多くしたい(SSDやHDDの増設)
PC例① ミドルタワー型(光学ドライブ搭載可能)
高性能なグラフィックカードは、消費電力が高く、熱が発生するため、大きめのケースが主流です。より高性能なグラフィックカードに交換するにもケースが小さいとあとから交換するのも困難な場合があります。
GeForceRTX4060ti(VRAM16GB)・Core-i7・64GB・SSD2.0TB×2 搭載 約260,000円(税別)~
PC例② スリムケース型(光学ドライブ搭載可能)
上記のような少し大きめのケースの方が一般的ですが、性能によってはスリムケース型のPCでも制作可能です。
GeForceRTX3050(VRAM6GB)・Core-i5・32GB・SSD1.0TB 搭載 約160,000円(税別)~
具体的にはどんなPCが必要?
- CPUよりも高性能なグラフィックカードで特にビデオメモリが8GB以上のもの
- メインメモリも最低16GB以上を推奨
- 電源も最低でも400W以上。推奨は650W以上ですがグラフィックカードによってはさらに必要になることも